2007年8月8日水曜日

8月8日(6日目)18番恩山寺~21番太龍寺

(前回の続き)
前日徳島市内のBHでゆっくりしたのですが、体力の回復には到らず、のっけから厳しい遍路が続きます。
18番恩山寺は、平地をしばらく巡航した後、いきなりの押しの登り。
昨日焼山寺の押しで、ふくらぎがパンパンだったので、筋肉痛と戦いながら登ります。
大師様の像が印象的なお寺でした。

次の立江寺は、平地にあったので楽させていただけたんですが、あいにくの雨(というかスコール)に行く手を阻まれ、近くの公民館へエスケープ。
歩きで区切り打ちをしているという近所のおじさんと話をしていた処、「何か食べなさい」と言って、金壱千円也のご接待を受けました。
(歩きお遍路の方では、良くあるそうですが、自転車にまでもとは、正直驚きました。。。)

さ~てさて、次の20番鶴林寺(「つるりんじ」じゃないよ、「かくりんじ」です。)ですが、ここも焼山寺並み(いや、それ以上か)の山道標高差300mを「押し」で上がります。
(後日、12番と20番を「押し」で上がった旨、他の自転車お遍路さんに話をしたら、変に感心されました。。。)
実はこの時の反動で、未だに右肩に痛みが残っています。
また、脚は確実に一回り太くなりました。

その後更に南下し、21番の太龍寺ですが、ここも12番・20番とならぶ阿波の国3大難所のひとつといわれてますが、平成4年にロープウェイが完成し、おかげで自転車共々山頂まで楽できました。
(さすがに2連チャンはシャレになりませんので。。。)
やっぱり文明の利器はすごいという一面と、ロープウェイ以前は、過酷な山登りをされていた当時のお遍路さんには、真に頭が下がる思いでした。
下りは、従来のお遍路道を下ったのですが、道に苔が密生していて正直コケそうで、恐怖を感じました。
(無事下山できたのは、太師様のおかげでしょうか)

下山後は、22番平等寺の近くの民宿へ宿を取り、明日は徳島県(阿波の国)最後の2寺院です。
とりあえず、一国打ちで進めようと思ってますので、残り2つです。
12番辺りでは、この先どうなるかなと思いましたが、この旅の目標は達成できそうです。

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