2007年8月7日火曜日

12番焼山寺玉砕!(その1)

本日は、とうとう前半のヤマ場焼山寺アタックです。
(圏外地域だったので、投稿が1日遅れです)

まず、10番切幡寺でしたが、のっけからハードな札所でした。
山門まで、太股がプルプルするような坂道をインナーのローでヘコヘコ登った後で、本堂までの333段の階段、最後の75段は、女厄年33段と男厄年42段を足したもので、足がツル寸前でした。。。
その後の11番藤井寺は、下り基調のホッと一息付ける札所でした。

さて、問題の12番焼山寺ですが、ここは別名遍路ころがしと呼ばれる阿波の国最大の難所で、標高700mまで自転車で登らなくてはいけません。
最短距離は、峠が続くので一番登り傾斜の緩やかなルートを選んでかなりの遠回りになるのですが、背に腹は変えられず進んで行きます。

ここで今日も失敗。。。
四国の少ないコンビニの位置を見誤り、15時過ぎまで食事が取れず、また途中道を誤り延々と漕ぎ続けたので、ハンガーノック(力が尽きて動けなくなること)になりかけてしまい、余計に時間をロスしてしまいました。
結局、昼食にありつけたのが15時を過ぎてしまい、8時間補給なしに消費し続ける状態となってしまいました。

さぁいざ焼山寺山麓からのアタック開始です。
麓から焼山寺までは、距離にして約10k。標高差600mを登ります。
制限時間は、納経所制限時間の17時まで、90分です。
通常なら楽勝の距離ですが、残り5kの所にきて、泣きそうになりました。
とても自転車で登れそうな代物ではなく、敢えなく押していくことに。
(ちなみに私の自転車は、総重量で30kgはあります。。。)
木が鬱蒼と生い茂り、道路の端が所々苔が生えている狭い道をゼーゼーハーハー言いながら、登って行きます。
この時ほど、自転車お遍路を選んだ自分を恨みつつも、「これも修業だぁ~!!」と強引に割り切り、「ウォー」とか「コノヤロー」とか叫びながら、進んで行きます。
時折出会う下りの歩き遍路さんからは、哀れみの視線が、、、

結局、標高440m辺りの上杉庵の辺りで時間切れとなってしまいました。。。
戻って再チャレンジも悲しいので、上杉庵で野営の準備をどうしようかと思案していた所、もう一台の自転車遍路が、ヘロヘロになりながら上がってきました。
聞くと東京の大学院で法律の勉強をしているというW君(24歳、若っ!!)で、一緒に野営をすることになりました。
標高が高い場所だったので、そこそこ涼しく快適に休めました。
さぁ明日こそ、念願の焼山寺を征服し、次につなげたいと思います。
(でも、あと300mは登るのよね。。。)

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